2006年02月09日
バロックダンスと音楽
昨日DVD発売に熱くなった私ですが、
そもそも「バロックダンスってなにさ?」という方も多いはず。
これじゃ何故私がこんなに嬉しかったか伝わりませんよね。
まず、何故私がバロックダンスに興味を持ったか。
ピアノを演奏していると、ガヴォットやメヌエット、サラバンドなど、
舞曲が題名になっている曲を目にする機会が多くあります。
一体どんな踊りなのさ?
自然とこんな疑問が生まれてきますよね。
そこで、「民族舞踏」などの単語で検索し、
私の求めている情報を手に入れようとしていた時期があったんです。
でもね、「民族舞踏」で検索しても、
私が求めている情報はなかなか手に入りません。
ちょっと趣きが変わっちゃうんですよね。
バルトークなどを演奏する際にはいいかもしれないけれど・・・という情報ばかりです。
しかもサークル系のもので、本になってるわけでもなく。
サークルに入って実際に踊ってみれば、
国民主義の作曲家の演奏などにかなり生かされるだろうけれど、
私はあくまでも「情報」としてほしかっただけで、
趣味として踊りたいと思っていたんじゃないんですよね。<(;~▽~)
なので、入る気持ちにもなれず・・・。
で、ずっとずっと情報が手に入らない時期が続いたのです。
あるときムジカノーヴァだったかな(あまり覚えていない)、
ピアノの雑誌を読んでいたら広告に「バロックダンス」の文字を発見しました。
全く聞いたことのない単語ではあったけれど、
どうも私が求めているものに近そうな印象。
私が求めていたものはこれかも?!
と即行注文。
それが昨日ご紹介したこれだったのです↓
フランス宮廷の華バロック・ダンスへの招待[DVD]―舞曲のルーツをさぐる
印象的だったのは、メヌエット。
メヌエットって2小節で1つのステップなのです。
ダンスのアクセントは1拍目と5拍目。
音楽は1拍目と4拍目。
そのアクセントのズレを楽しみます。
よくよく楽譜を見てみると、
メヌエットの楽譜は必ずフレーズが2小節でひとつにできています。
ほんとだぁ〜〜!って楽譜を見る楽しみが倍増する上、
フレーズを感じる意識も高まります。
また、もう1つ印象に残っているのはアクセントの感じ方。
ダンスでは1拍目背伸びするんです。
ひざを軽く曲げてその勢いで上へ背伸びする感じ。
爪先立ちになります。
こういった感じ方は、演奏に即行効き目があります。
知っているのと知らないのとでは大きな違いです。
それに、指導していて話題も豊富になる!
ドレスを着て、王様の前でダンスをお披露目したのよ〜
とレッスンでお話しながら、ビデオを貸してあげます。
こういう世界があったんだ・・・ということを知るだけでも意義があると思います。
ここから先は、趣味の世界かな。(笑)
結構面白くてはまっちゃったんですよね。
コンサートに出かけて、
当時の楽器と当時の踊りを目の当たりにすると、
別世界に行ったような気分になって楽しいんです。
当時の踊りや音楽を現代に進化させたものではなく、
しっかりと研究して再現されたもの。
私が聴いたり見たりして楽しむのは、
そういう歴史を再現したものです。
内容そのものに・・・というより歴史に興味があるのかも。
だってね、私が生きていない時代の全く知らない世界でしょう?
でも、その時代にもいろんなことを考え、
今とは違った生活習慣で息づいていた人たちがいたわけで。
想像するだけでドキドキワクワクしちゃうんです。
タイムトリップしたい〜〜って気持ちになっちゃう。
歴史を忠実に再現したコンサートでは、
この一瞬のタイムトリップを体験することができるんですよね。
ところで、昨日ブログに書いた続編↓。
宮廷の華バロック・ダンスへの招待 2[DVD]―「劇場のダンスと音楽」実演と解説 (2)
私がウキウキワクワクしているのは、
「より音楽―マーチングバンド、管弦楽団、オペラ―と深くかかわり、
登場人物の型と文化歴史にまで解説が及ぶ。」
というところです。
一体どんな解説が聞けるんだろうと思うとワクワクします♪
最後に・・・・。
音楽的には、これに固執しすぎるのもおかしいんだろうな・・・と感じています。
というのも、バロックダンスはフランスで流行ったもの。
(特にルイ14世の時代に栄えた文化です。
ルイ14世は自身も踊りが達者でした。)
イギリスやドイツでは、また違ったのではなかろうか・・・と。
また、歴史的にみるとほんの一瞬の時期なんですよね。
ここのところ、もう少し勉強しないと、
勘違いした演奏になってしまう可能性もあるのかなぁ。
例えばメヌエット。
宮廷舞踏になる前は、農民の踊りだったんですよね〜。(笑)
この農民の踊りがどんなだったかは定かではないのですが。
大切なのは、やはり楽譜から何を感じるか・・・なんだと思います。
ということで、過ぎ去った歴史に「これが絶対!」があるわけでもなく、
そこから何を得て、どの程度反映させようと思うか・・・・。
あとは演奏者のスタンス次第なんですよね。
ただね、知らないより知っている方が楽しいでしょう?
特にバロックダンスは、
タイムトリップできる面白いコンサートなので、
ちょこちょこチェックして行ける機会を見つけたいと思っています。
【お勧めDVD】
ルイ14世が踊ります。リュリも主要人物の一人です。
王は踊る
ルイ14世時代の人気女優の話。
興味深いのは王族の生活だけでなく、
宮廷お抱えの立場や
庶民の生活が垣間見えること。
女優マルキーズ
・・・・・私のお勧め音楽本・CD・DVDはこちら








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