2005年09月08日

旧約聖書&ギリシャ神話

ピアノの話題に何故?という題名ですが・・・。
西洋文化と密接な関わりを持つ
聖書&ギリシャ神話。
もうちょっと知っておいたほうがいいんだろうなぁ〜、
と思いつつ手が出なかった世界です。(^_^;)

一体どこから読み進めたらよいものか迷っていたのですが、
気軽に入っていけそうな本をゲット。
早速読み進めています。

最近読み終えたのは、

 
図説聖書物語 (旧約篇)

今読んでいるのは、


図説ギリシア神話 (〈神々の世)

どちらも絵画が豊富に扱われており、
とても読みやすい!
この「ふくろうの本」シリーズは、
私のお気に入りなのです。

で、旧約聖書についての本を読んで思ったこと。
私とはあまりにかけ離れた世界観だなぁ〜ということでした。
キリスト教は、私にとって全く知らない世界というわけではありません。
普通の人より、関わりが多かったんじゃないかなぁと思います。
こうやって幼い頃から関わってきながらも、
クリスチャンにならずにきたということは、
やっぱり「合わない」という思いがあったからなのでしょう。

教えている倫理観などは、とってもすばらしいのですが・・・、
たぶん一神教という感覚が、どうにも合わないのだろうと思います。
旧約聖書について読んでいて、やっぱり合わないと思うのは、
「神」が、他宗教を認めていないという点です。
これがどぉ〜〜しても、
キリスト教が他社会を侵略してきた歴史と重なり合い、
受け入れられなくなっちゃうのです。(_ _;)

新約聖書などが教えている倫理観などは、
本当に見習うべきところが多くあるんですけどね・・・。

で、面白いなぁと思うのが、
こういった一神教にあって、
西洋文明と多神教であるギリシャ神話が、
非常に密接な関わりがあるという点です。
ギリシャ神話は、あくまでも「神話」であり、
宗教という観点から見てはいないのかもしれないですね。

ギリシャ神話から、精神的な世界を読もうと、
真面目な私は、真面目に本を読み進めていたのですが、
(他のギリシャ神話に関する本で・・・)
どうもわけがわからない。(笑)
素直に、物語として楽しむ方がいいのかもしれない・・・、
なんて今の本を読んで思い始めています。
真面目すぎるのもいけないですねぇ〜〜(_ _;)

今読んでいるふくろうシリーズの本は、
絵画からギリシャ神話へとアプローチしている本なので、
さらに読みやすく、親しみやすさを感じます。

聖書にしても、ギリシャ神話にしても、
まだ点を集めているにすぎなく、
それがそのまま音楽へ生かせるとかいう次元とは、
程遠い状態だけれど・・・。(T_T)
いつかこれらが「線」となるだろう日を楽しみに、
点集めをしていきたいなぁと思っています。

歴史を紐解くといつも思うことだけれど、
旧約聖書やギリシャ神話からも同じことを思います。
大陸の歴史って、すごくシビアで激しい・・・・(笑)
日本人には慣れない感覚がそこにあるような気がします。


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emksan at 21:28│TrackBack(0) 読書 

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