2005年08月29日

伴奏

お盆のため帰郷する数日前、ニューヨークの友人から電話がありました。
コントラバスの伴奏をしない?
ある交響楽団のオーディションを受けるため・・・とのことでした。
私にとって、こんな機会滅多にあることじゃない!
断る理由なんて、どこにもありませんでした。

ここ2日、日本に帰ってきている友人と合わせの練習をしました。
弦との合わせは、タッチにすごく気を遣います。
家で練習していた以上に、
実際に合わせてみるとタッチが柔らかくなる・・・。
この柔らかなタッチで、音量の幅も狭いなか、
いかに音楽的な幅を感じる演奏ができるか。

最近少しずつわかってきた気がします。

キーワードは「バランス」だと感じています。
どんな弱音でも、バランスの取り方ひとつで、
十分クリアな音色になり得るし、
様々なバランスの工夫をすることで、
微小な音量の違いを聴き取ることのできる音楽作りができます。

驚いたのは、以前ニューヨークで友人と合わせたときは、
コントラバスの音を掻き消してしまわぬよう、
ウナコルダを多用せねばならなかったのに対し、
今回は一度も使用せずに済んでいる点です。
ちょっとは、成長してるのかな。(嬉しい♪)

今回は、この音のバランスなどを気をつけながら、
できる限りコントラバスと一体化した伴奏を目指そうと思います。
いかにも伴奏とソロ・・・と分かれて聴こえてくる音楽ほど、
興ざめする音楽はないので、
そうならないようにしたいなぁ〜。

オーディションって初体験!
大ホールでやるらしいけれど・・・・。
緊張しそうだなぁ。(_ _;)
とにかく友人の足を引っ張らないよう、
彼女の響きをよぉ〜く聴きながら、楽しみたいな。

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emksan at 22:28│TrackBack(1) ピアノ/練習&勉強 

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1. ピアノ!  [ 初!!アフェリエイト!(^o^ )/ ]   2005年09月06日 09:39
毎日お菓子の更新もしてますけども・・ 私は食べるだけじゃありません! ピアノも弾いちゃいます。いぜん12年間エレクトーンをしていて今回習うまでに10年のブランクがありましたが、譜読みはできるので楽しく弾けますが・・ あまりにもタッチが違うので・・ 今はベート....