2016年08月06日

発達障碍ピアノレッスン・FB非公開グループ

FBに開設した『発達障碍ピアノレッスン』グループは、
ピアノ指導者・楽器店の方限定の非公開コミュニティです。
現在521名のメンバーがいます。

ピアノ指導者であれば、
発達障碍の生徒さんがいないという方でもメンバーになれます。
メンバーに属していることは公開されますが、投稿の内容は非公開。 
私はあくまでも管理人なので、
私とFBで繋がっていなくてもお気軽にメンバーリクエストくださいね。

どんなお立場の方も、
発達障碍児へのピアノレッスンに興味がある方であれば大歓迎です。
お互いの立場を越え、メンバー全員が平等な立ち位置で、
純粋に発達障碍児のピアノレッスンについて語り合っています。 

参加ご希望の方は、下記リンクからメンバーリクエストしてください。
https://www.facebook.com/groups/458864134300478/

ピアノ指導者かどうかわからない場合、
確認のために神野由香さんから
メッセージを送信させていただくことがあります。
由香さんと繋がっていない方、
共通の友だちが少ない方は、
受信箱にメッセージが入らない可能性があるので、
「もっと見る」⇒「フィルタ済み」を必ずご確認ください。

どうぞよろしくお願いいたします。


【楽器店の方へ】

楽器店の方もメンバーになることができます。
ただし、メンバーが迷惑に感じるような営業行為はお控ください。
苦情が出た場合、
メンバー削除やブロックなどの対処をさせていただくことがあります。
もちろん発達障碍に関する告知は、どんどんしていただいて構いません♪


クリックで応援してネ♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ  


emksan at 12:24|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 障碍&幼児 | ピアノ/レッスン

2016年08月01日

生徒さんたちの演奏動画

ネット上に公開することをご了承くださった、
発達障碍の生徒さんたちによる、
今年の発表会動画です。

私の生徒さんたちはみんな高校生以上で、
10年以上ピアノを続けています。
なっちゃんなど16年、
SYOTAくんもそれに近い年数ピアノを習っています。

ピアノを長く続けていれば、
こんな風に趣味として楽しめるようになるんだなぁと、
今小さい子たちを教えていらっしゃる先生方、
親御さん方には長い目で見ていただけたら嬉しいです。

一人ひとり、レッスンの試行錯誤やら思い出やらがハンパなく多いので、
もっともっと語りたい気持ちになってしまいますが、
そうするととんでもなく文章が長くなってしまいます。(笑)  

ご興味のある方は、ブログ右サイドバーにある
レッスン風景動画や生徒さんの成長の記録、FBのノート投稿、
ヤマハミュージックメディアから出版している
「あきらめないで!ピアノレッスン
 〜発達障害児に学ぶ効果的レッスンアプローチ〜」
コミックエッセイ「発達障害でもピアノが弾けますか?」などを
読んでいただけたら嬉しいです。

動画リンクはFBですが、
FBをしていない方にも見ていただけるリンクになっています。


【なっちゃん 弾き語り】
https://www.facebook.com/emikopiano/videos/591000754416242/?l=3187487136101698300

コミックエッセイ『発達障害でもピアノが弾けますか?』に登場している軽度知的障碍なっちゃん。録音機器がマイクよりピアノの音を拾ってしまいやすいようで、声とピアノのバランスがちょっと悪いのですが、会場ではちょうどよいバランスで聴けていました。

なっちゃんは、高校を卒業した頃から5線の区別がつくようになったので、読譜の訓練をしていますが、反射的に読めるわけではないので楽曲の楽譜は色音符にしています。練習は仕事から帰ってきたあとの30分。自主的な習慣です。

弾き語りは夢中になって練習してくれていました。音響が趣味のお父さんもノリノリで、このために耳かけマイクを購入。今、なっちゃんはアンサンブルに夢中で、先日は知り合いの大人の方のサックスとアヴェ・マリアを合わせていました。以前弾いた曲だったので、思い出しのためのレッスンを2回やっただけでしたが、とても楽しく演奏できたとの報告を受けました。



【同上なっちゃん ソロ】
https://www.facebook.com/emikopiano/videos/591050114411306/?l=701255428064053264

軽度知的障碍なっちゃんのピアノソロです。教室の友だちが合唱曲を弾いているのを聴いて、自分も合唱曲を弾きたいと言ってきました。『マイ・バラード』という合唱曲をなっちゃん用に私が編曲しています。

なっちゃんにとって一番難しいのは、3音以上の重音と黒鍵です。この曲の課題はそこにあり、途中めげそうになったとき、私が弾くのを録音してCDにしてあげたところ、毎日のように聴き込んでくれて不調を脱出。見事重音や黒鍵に混乱することなく、弾けるようになってくれました。

なっちゃんは緊張しぃで、たまに緊張しすぎて楽譜を見失ってしまうことがあるのですが、「音楽の流れを止めない(見失わない)」「緊張に負けない」という声かけを忠実に守ってくれるので、音楽の流れや自分を見失うことなく、自力で対処し復活、最後まで弾き切ってくれています。



【げんちゃん】
https://www.facebook.com/emikopiano/videos/591046417745009/?l=2202280268645559801

軽度知的障碍なっちゃんと双子のげんちゃん。重度知的障碍の子です。発表会ではみんな自己紹介&曲紹介をしてから弾いているのですが、げんちゃんのことはお母さんが紹介してくれています。

げんちゃんについてはここで私が語るより、動画冒頭のお母さんのお話を聞いていただく方がよいだろうと思うので、私は動画を投稿するだけにしますね♪



【あかねちゃん】
https://www.facebook.com/emikopiano/videos/591113591071625/?l=1406150000023935601

コミックエッセイのエピローグに「あかねちゃんのお母さん」のインタビューがありますが、そのあかねちゃんの演奏動画です。この子は小学生の頃、イヤイヤ虫でなかなか教材が定着せず、少しでも難しいと思う箇所に出会うと弾きたくなくなってしまい、1曲を仕上げるのが難しい子だったのですが、それは過去の話。中学生頃からイヤイヤ虫が激減し、今では全く見られなくなりました。

「合唱曲が弾きたい」と弾きたい曲が出てきたことで、メキメキ上達し始め、両手奏が苦手だったとは思えないほど弾けるようになりました。それでもアルベルティ・バスやドミソドミソのような伴奏音型の両手は無理だろうと思うのですが、この子の特性に応じたアレンジであれば、こんなに弾けるようになるんですね。そのことに、もっと早く気づいてあげられればよかったと反省しています。

また、この子は手を広げたり、指をくぐらせたりという動きが嫌いで、なかなかそれを受け入れてもらえずにいたのですが、中学生頃からそのことへの受け入れ口が徐々に広がり、「ほら、ここはびよぉ〜〜んって広がるんだよ」など、この子にウケそうな声かけをすると、面白がってついてきてくれるようになりました。今では全く嫌がらずに、どんな動きでも弾いてくれています。

練習は、週に4日。レッスンノートの順番で、真面目に練習してきてくれています。お母さんはどの程度付き添っているのか、多分家事をしながら見守ってくれているくらいだろうと思います。



【かおるちゃん】
https://www.facebook.com/emikopiano/videos/591195254396792/?l=1812088571289651860

コミックエッセイでなっちゃんのお友だちとして登場する、カオルちゃんの動画です。顔がわからなければとご了承いただきました。 仕事に慣れるので精いっぱいだったこの2年。最近は仕事に慣れてきて、レッスンに休まず来られるようになってきました。ピアノは息抜き。今ある力で弾ける曲を弾いています。

この子は体の筋力が弱く、階段は何かにつかまりながら降ります。指の関節も弱く、見た目にも関節のあたりがフニャッとしています。小学生の頃は、第1関節を鍛えるための練習、中学生以降は保持音を使った練習、親指のための練習、小指のための練習など、これまたかなり地味な練習を提案し続けてきたのですが、お母さんのご協力もあり、いつも誠実に取り組んできてくれました。

お陰で今はしっかりとした音で弾け、親指もしっかりしてきたので指くぐりもできます。長年取り組み続けてきた、左右の音のバランスも今では確実にできるようになり、表現の幅が広がりました。

この子はとにかく耳がいい! 聴覚過敏なところがあるので、犬の鳴き声やバイクの音など、苦手な音がありますが、音感がとてもよいので楽譜が読めなくても、耳で曲を覚えてくれます。一応色音符にしているのですが、ほとんどの音は耳で記憶しているようです。最近は読譜の訓練を始め、少しずつ楽譜から色音符を消していっています。 

ヴァイオリンも習っていて、先日久々に聴かせてもらったのですが、音が伸びやかになって、音色が豊かになっていました。音感がいいので音程もバッチリ。なっちゃん同様に、悲しいハーモニーを聴くと泣いてしまう、感性の豊かな子です。


【リョウくん】
https://www.facebook.com/emikopiano/videos/591071097742541/?l=176904448575372683

コミックエッセイに登場する、自閉症リョウくんの発表会動画です。今年は、ペダルを上げるときの「ガンッ」という雑音が気になり、レッスンをしたのですが、その音を出さないように気をつけてペダルを上げると、今度は音が濁ってしまいます。本人も濁っていることには気づき、気持ちが悪いようなので、本番はその修正をしながら弾いているようでした。

パニックになりやすく、レッスンでの自傷行為はありませんが、日常生活ではまだ自傷行為が見られる子です。この演奏動画には、間違えて一瞬止まる場面があります。内心「パニックになるのでは?!」と不安になったのですが、なんとか自分をコントロールして冷静に対処してくれ、最後まで落ち着いて弾き切ってくれました。発表会後の妹からのメッセージカードには「間違えたときも落ち着いて弾けてよかったね」の一言。さすが兄妹! わかってるな〜。(笑)

リョウくんは、ホームコンサートで演奏することにものすごいやりがいを感じてくれている子で、本番1カ月くらい前になると、その気合いをひしひしと感じます。この曲を弾くときは、いつも背中を真っ直ぐ伸ばして、丁寧な音で弾こうと1音1音に心血を注ぎ込んでくれていました。

家での練習は、子どもの頃から一人でしています。普段は練習してこない日もあるのですが、発表会の1カ月くらい前から、毎週5日、びしっと練習してきてくれていました。調子の悪い日は、45分のうち30分を気持ちを鎮めるために使い、残り15分でレッスンすることもありますが、もちろん調子の良い日もあります。そんな日は45分みっちり集中してレッスンを受けてくれています。

コミックエッセイは、リョウくんが中学生くらいまでのこと。現在のリョウくんは今年高校を卒業しています。コミックエッセイに書いたことと変わらないのは、注意(否定)がタブーだということです。少しでも注意をするとパニックになるので、注意することはできません。そのためレッスンは、コミックエッセイに書いたのと同じように進めています。


【SYOTAくん ショパン & 自作】
https://www.facebook.com/emikopiano/videos/589803331202651/?l=4195385880125201330
https://www.facebook.com/emikopiano/videos/589791837870467/?l=7328395243672247629

広汎性発達障碍の子で作曲をします。小さい頃は多動でしたが、中学生頃から多動がなくなりました。耳が良く、なんでも耳コピーしてしまいます。これまで作曲してきたものは、SYOTAの部屋に投稿していますが、どの作品も私の音は1音も混じっていません。アドバイスすることはあるのですが、それは「この音にしなさい」というアドバイスではなく、「こう聞こえるんだけれど、他の方法はないかな?」などという声かけで、SYOTAくん自身に直してもらっています。

今回の作品は『荒野に立ち向かう』 という曲名です。「仕事でストレスになることがあるので、それに立ち向かうために作った曲です。この曲を聴いたみなさんは、っと明るく前向きになれると思います。」(本人より) 

最初この曲を持ってきてくれたとき、私がついていけないほどの転調をしていたので、「音楽はこのままでいいと思うから、これを前の曲想ともう少し近い調にしない?」と提案したところ、受け入れてくれました。ただ、ここの調を変えたことで先の調に繋げるのが難しくなり、徐々に転調して先の調に近づけていくという転調楽句を作るのにかなり苦労していました。私は音に関して一切口出ししないので、SYOTAくんが自分の力で克服するしかないのですが、見事に素敵な曲に仕上げてくれています。

子どもの頃は、間違えると鼻をフガフガさせて、顔が紅潮し、「こんなはずじゃなかった!」というようなイライラした音でピアノを弾いたものでしたが、「イライラしない訓練」をすることで、間違えても汚い音で弾くようなことがなくなりました。

音の強弱やレガート、音色などの音楽表現をなかなか理解できなかった子で、図や線、体の動きなどを使い、視覚的にアプローチすることで、徐々に理解していってくれました。強弱を理解してくれたときは、自分から「レベル1!」「レベル5!」などと数値に置き換え始め、なるほど、そんな方法があったか!と学ばされたものです。レガートを理解してくれたときは、「ソフトクリーム!」と言い、私はレガートで弾くSYOTAくんの横でソフトクリームを食べる真似をしていました。(笑)

今では、定型発達の大人の生徒さんたちとなんら変わらないレッスンをしています。


クリックで応援してネ♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ  



emksan at 23:52|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 障碍&幼児 

2016年07月29日

SYOTAくんの自作曲

SYOTAの部屋に自作曲をアップしている、
広汎性発達障碍のSYOTAくん新曲です。
リンクの動画は先月の発表会のものです。

https://www.facebook.com/emikopiano/videos/589791837870467/?l=7328395243672247629

『荒野に立ち向かう』

仕事でストレスになることがあるので、
それに立ち向かうために作った曲です。
この曲を聴いたみなさんは、
きっと明るく前向きになれると思います。(本人より)


次のリンク動画はSYOTAくん演奏で、
ショパンのノクターン第1番です。

https://www.facebook.com/emikopiano/videos/589803331202651/?l=4195385880125201330


クリックで応援してネ♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ  


emksan at 20:24|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 障碍&幼児 | ピアノ/レッスン

2016年07月19日

戻ってきてくれる生徒さん

生徒さんたちとの出会いは一生ものと、
いつも思います。

けれど、趣味でピアノを続ける生徒さんにとって、
ピアノと生活が常に両立するとは限らないわけで、
やめたような、お休み中のような、
いや、お休みと思っているのは私だけで、
生徒さんはやめたつもりになっているのかも?
なんていう中途半端な時期が生まれます。

レッスンをしなくなっても年賀状のやりとりは続いていたり、
生徒さんによっては1年に1回といわず、
もうすこし頻繁にやりとりがあったり。
お付き合いは一生ものなので、
交流は続くことが多いんですよね。

中学1年生の男の子。
先月の発表会で花束を持ってきてくれました♪
家の事情やら何やらで、
小学3,4年生頃から定期的なレッスンはできておらず、
運が良ければ半年に1回くらいレッスンに来る、という子です。

中学生になったら
定期的なレッスンを復活させたいと言っていたのですが、
思った以上に中学生活が大変な様子で、
毎週のレッスンは無理そうとの話。
でも、夏休みを利用してレッスンを受けたいと、
メールをくれました。

中学にはピアノを弾く友人がいるようで、
「弾きたい曲がたくさんあります!」と
先日のレッスンで目をキラキラと輝かせながら教えてくれました。
夏休み中に何度かレッスンに来てくれる予定です。

中学3年生の女の子。
この子もいろいろと事情が重なり、
小学校高学年のときにレッスンをやめた子です。
年賀状のやりとりは続いていたのですが、
ほとんど音沙汰なしの状態に。

ところが先月、突然お電話があり、
再会することになったのです。
お茶とお菓子を囲んでのおしゃべり。
そこには何も変わらない以前のままの関係性がありました。

先日は数年振りのレッスン。
もう中学3年生だし、
久々のレッスンで様子がわからないから、
弾きたい曲を持っておいでと伝えていました。

持ってきてくれたのは、『ハロ・ハワユ』のピアノ・ソロ。
ネットで手に入れたという楽譜は
「こんな楽譜あり得ない〜!」と笑っちゃうくらいめちゃくちゃなもの。
売っている楽譜ではなく、
多分、愛好家の人が打ち込んだ楽譜なんですよね。

「楽譜が変なところは、聴きながら弾いてきたんですが、
わからないところだらけで」とのこと。

2人でめちゃくちゃな楽譜に笑いながら、
この子のスマホに入っているこの曲を聴きながら、
左右がどういう兼ね合いになっていて、
右手がどういうリズムになっているのかを検証。
「こりゃ、いいソルフェージュになるね〜!」と
とても楽しいひとときを過ごすことができました。

前述の子も、この子も、
変な癖はついておらず、
基礎を保持していてくれていたことで、
まっさらな状態からレッスンを開始することができます。

ピアノを再開したときに、
楽譜が読めて、基礎が身についているというのは、
本当に大切なことなのだと、
改めて思わされました。

後者の中学3年生の子は、
ピアノを辞めてからの数年間、
全くピアノを弾いていなかったにもかかわらず、
指が弱くなり、指の独立が多少甘くなっている程度。
基礎的な動きを忘れているわけではないので、
大して苦労せずにレッスンを進めていけそうです。

以前使っていたフィンガーウェイツを復活させ、
コルトーのピアノメトードの練習方法を伝授しました。

先月の発表会には、
18歳の子も遊びに来てくれたのですが、
この子は高校1年の頃、
ソナタアルバムでピアノを辞めました。
ソナタといってもソナチネの直後くらい。

発表会後の親睦会で、
ベートーヴェン『悲愴ソナタ』の一部を聴かせてくれました。
指も動いているし、なにせ読譜が苦手だったはずの子が、
こんなに読譜できるようになっていることに驚き。
読譜は苦手だったんじゃなくて、
ただ単に面倒だっただけなのよね・・・みたいな。(笑)

この子もレッスンを復活させたいと言ってくれているのですが、
なにせ朝から晩まで塾という受験生。
レッスン時間を捻出するのは、なかなか難しいようです。

私の教室は小さくこじんまりとした教室なので、
生徒さんがひとり、ふたりといなくなると急に寂しくなります。
一時期、寂しくなったなぁと思っていたのですが、
こうして再開してくれる生徒さんたちが現れると、
無理して新しい生徒さんを入れようとしなくてよかった、
空き時間があってよかったと思ってしまいます。(笑)

生徒さんたちの人生はいろいろ。
ピアノから離れる時期があったとしても、
私の教室は以前と変わらない空気感で、
存在しているということ。
戻ってきたときに「お帰り」と、
私だけでなく生徒さんたちみんなで喜び合える教室。

そんな、ひとりひとりの人生に寄り添える教室が、
私の求めている教室なんだなぁと思います。
音楽っていいですね♪
求めればいつでも寄り添ってくれる。


クリックで応援してネ♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ  


emksan at 12:21|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック ピアノ/レッスン 

2016年06月20日

教室のかたち

昨日は第16回目となる発表会でした。
私は年数を覚え、数えるのが苦手なのですが、
第1回目から参加している親御さんが教えてくださいました♪ 

気づけば16年。
生徒さんたちの顔ぶれはほとんど変わらないので、
みんなで共に歩んできた歳月となります。
16年前はみんな小さくて、
発表会も今のような落ち着きある空間ではありませんでした。

第1回発表会は、
発達障碍の子たちがまだ個人レッスンをしていなかったので、
ロープを使って電車に見立て、
音楽に合わせて客席を走り回ったり、
タンブリンやボンゴを使って合奏したり。

定型発達の子や大人の生徒さんを入れても、
まだ人数は少なく、
私の音楽性もまだまだ未熟でした。
そんなまだまだ未熟だった当時の私が目指していたところは、
みんなで音楽を楽しむ、
音楽のある生活を提案し、提供するということでした。

最初の10年で、これは定着したように思います。
当時は毎月弾きっこ大会という、
気軽に弾き合う会を開いていたので、
そこで交流が生まれ、
音楽が生活に根づくきっかけになりました。

また、発達障碍の生徒さんたちのおかげで、
お互いの子どもを比べるのではなく、
お互いの子どもの成長を喜び合う関係が育まれていきました。

数年くらい前からでしょうか。
発達障碍の子たちが高校生、成人になり始め、
全体的にみんなの音色が美しくなってきました。
響きを味わえるようになってきたのです。

もちろん、大人の生徒さんたちや
定型発達の子たちにも成長があります。
やはりみんな16年前より響きがよくなりました。
これにはみんなの成長もありますが、
私自身の音楽性の成長もあるのだろうと思います。

昨日は、お互いの成長を喜び合い、
音楽を楽しむことから一段上がって、
響きに身を浸してもらえる演奏、
お互いの音楽を味わう奥深さを感じました。

これには生徒さんたちの心の成長もあるように思います。
16年前これを目指したところで、それは無理だったことでしょう。
まずは音楽を楽しむこと。
そして、それを何年もかけて深めていくこと。
聴く人が心地よく身を浸してくれる音楽を奏でられるようになるには、
やはりそれなりの歳月が必要なのです。

それに、その時々にふさわしい発表会が
あるようにも思います。
16年前の発表会は、
やはり16年前の生徒さんたちの時期に応じた、
当時の教室にピッタリくる発表会でした。

今はほとんどの生徒さんが、
あの頃と同じ発表会では逆に不自然さが伴う、
落ち着いた年齢になりました。

まだ小さな子も数名いますが、
この子たちには成長したお兄さんお姉さんの姿、
趣味を満喫する愛好家の方々の熱演を聴き、
刺激を受けるいい空間になっているとも思います。

その時々に応じた教室の姿があるものなのですね。
いつも同じ姿なのではなく、
生徒さんの成長、私の成長とともに、
「教室のかたち」が変化していくということ。

昨日の発表会を見に来てくださった、
生徒さんのお友だちが、
私にピアノを習いたいとおっしゃっていたことを、
親御さんから伺いました。

ところが、私には空きがありません。
正確にいうと2,3年後の子どもの成長に応じた、
空き時間がないんですよね。
夕方から夜10時頃までの時間は、
今後も空く予定がないからです。

小学低学年では早い時間帯にレッスンできても、
2,3年後には学校から帰ってくる時間が遅くなり、
夕方以降でなければレッスンに通えなくなります。

そうなると私には空き時間がないのですから、
どこか他のお教室に移っていただくしかなくなってしまいます。
そう考えると、現在の私が受け入れられるのは、
早い時間帯に来られる大人の生徒さんだけ、
ということになってしまうんですよね。

教室も年を取っていくものなのだなぁと実感しています。
今いる生徒さんたちと共に年を重ねていくのが、
私の「教室のかたち」なのでしょう。
生徒さんたちはおじちゃんおばちゃんになり、
私はおばあちゃんになり。(笑)

昨日の発表会会場は飲食が可能だったので、
本番後に親睦会を開きました。
会場のフルコンを弾きたい放題!
みんなに「遊び弾きしたい楽譜を持ち寄るように」
と伝えてありました。

連弾譜を持ってくる人、
ヴァイオリンとヴァイオリンの伴奏譜を持ってくる人、
本番弾いた曲をもう一度弾く人、
レッスンで以前習った曲を弾く人。
気づけばピアノの空く時間がほとんどない、
音楽三昧な親睦会となりました。

みんながみんなの音楽に耳を傾け、
恥ずかしい人は「しゃべってて〜!!!」と大声で叫ぶという。(笑)

コミックエッセイ『発達障碍でもピアノが弾けますか?』の第20話で、
クリスマスサロンコンサートの雰囲気をお伝えしましたが、
今回は飲食がついていたということで、
さらにバージョンアップした感じでした。

あのときはたまたま時間が余ってのことだったので、
遊ぶ準備ができていませんでしたが、
今回はみんなフルコンで遊ぶ気満々でやってきており、準備万端!
思っていたより1時間以上解散時間が伸びるほど、
音楽三昧&おしゃべりし放題&食べ放題な時間となりました。


なんて素敵な音楽仲間に囲まれた人生だろう!


そう主人と語り合いながら帰途につきました。
こんなに長いブログ記事を書きつつ、
もっともっといろぉんなことが私の頭の中では駆け巡っています。
みんなの表情、演奏、会話。
昨日1日のことが頭の中で再生し続けていて。(笑)

音楽に身を浸すことの心地よさ。
音楽を共に味える仲間がいる幸せ。
音楽って最高〜! と思えた一日でした。


クリックで応援してネ♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ  


emksan at 13:09|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック ピアノ/レッスン 

2016年06月09日

東日本大震災楽器支援(2016/6/9更新)

【電子ピアノ支援】

津波や地震で楽器がダメになってしまった方への支援活動です。被災地の方々に、震災前の日常を少しでも取り戻していただけたならと願いながら、支援を続けています。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。


85台目となる支援要請が入っています!


南三陸で被災し、
アップライトピアノが流されてしまった子への支援となります。
現在、仮設の集会所に支援させていただいた
電子ピアノで練習してくれている子です。 

今年の10月ようやく新居が完成し、仮設から出られることになりました。
今年初めてコンクールに参加し、11月には東北大会があるとのことでした。
新居完成と同時に、楽器をお送りすることができたらと考えています。 

そのため、10月の支援ではありますが、
今のうちに支援金を募らせていただくことにしました。
今回いただく支援金は、この方のためにストックし、
10月の新居完成後に使わせていただくことになります。
ご協力どうぞよろしくお願いいたします!


支援楽器:ヤマハYDP-S31(税込)¥67.000


電子ピアノの購入は被災地支援のひとつとして、被災した岩手県宮古市の楽器店さんから購入しています。 宮古市にひとつしかない楽器店さんです。震災後、ピアノを弾きたいと真っ先に声をあげたのは子どもたちでした。「もうピアノ教室再開は無理だろう」と諦めていた先生方は、そういった子どもたちの声に押され、仕事を再開しました。この楽器店の音楽教室も同様です。

ネットから同型の電子ピアノで最安値のものを探し、その楽器を購入するという方法もあるとは思いますが、それでは被災地支援にならないため、私の電子ピアノ支援ではこの楽器店さんを利用させていただいています。この価格は、この楽器店さんにできる最大の安値であり、しかも送料は無料です。  そのため、いただく支援金は全額楽器代に使わせていただいています。ご支援、ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします!

※楽器代の関係で、1000円単位でのご支援をお願いしています。
※振込先はメールにてお知らせしています。 
※お振り込み前に、必ずご支援いただける金額をメールにてお知らせください。



これまでの楽器支援報告
 ・購入した支援楽器  楽器提供マッチング



emikopiano★terra.
(イタズラ防止のため上記のような記載にしています。
「★」を「@」に変え、最後に「dti.ne.jp」を加えて送信してください。)

〃鑢召法岾擺鏤抉隋廚判颪い討ださい。
△名前を書いてください。
支援金額を書いてください。



【楽器提供による支援方法】

***** 中古楽器による支援は終了しました *****



クリックで応援してネ♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ  


emksan at 10:37|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 東日本大震災支援